2016年5月11日水曜日

まぼろし博覧会・ハイカラさんの文化祭 ~人類セーラちゃん計画編~

まぼろし博覧会にて、GW期間中(2016年4月29日~5月5日)に「ハイカラさんの文化祭」が開催されました。

イベント期間中、チーム・ハッカー寺子屋は、次のコンテンツを提供しました。


  • まぼろし放送局(MHK)
    • 撮影・配信 【MAD・IPUSIRON担当】
    • 音響・DJブース 【MAD担当】
    • まぼろし放送局のサイト作成 【IPUSIRON担当】
      • まぼろし放送チャンネル
      • まぼろし放送局ギャラリー
  • VR体験コーナー 【IPUSIRON担当】
  • 人類セーラちゃん計画 【IPUSIRON担当】


ここでは、IPUSIRONが担当した「人類セーラちゃん計画」の舞台裏を紹介します。

高速化


①カメラで顔を検出して、そこにセーラちゃんのお面を載せるシステムを構築しました。
Raspberry Pi 2B+カメラモジュールでリアルタイムに映像を取得して、OpenCVで顔を検出して、検出した顔の周りに赤色の正方形を表示するようにしました。次に、「モザイク処理」「笑い男」と徐々に改良して、最後に「セーラちゃん」のお面をかぶせるところまで作りました。


②次に、サーボモーターによって、上下・左右にカメラモジュールのレンズの方向を変更できるようにしました。まずは可変抵抗で制御できるようにしました。次に、プログラムで検出した顔を画面中央にくるようにレンズの向きを自動制御するようにしました。



③屋外に設置するため、広い範囲をレンズで捉えることができるように、「マグネティック広角レンズ for Raspberry Pi Camera」を用意しました。その他のカメラモジュールを2種類、USBカメラなどを用意しましたが、結局は広角レンズを付けるのが手軽でした。
カメラモジュールのレンズ周辺には、丸い輪(マグネットを引き寄せる輪)を取り付ける面積が小さいという問題があります。
取り付けたとしても、カメラのレンズが広角レンズにぶつかってしまいます。レンズ穴を設けたアクリル板を間に挟むことで、広角レンズを引き寄せる丸い輪を安定して取り付けることができ、カメラのレンズと広角レンズの距離を調節できるようになりました。

④最大の問題は、リアルタイムにお面をかぶせる処理は非常に重いということです。これを改善するのに非常に手間取りました。
一番の問題はRaspberry Piを利用していることであり、PCで処理をすれば並列処理などができ高速化を期待できますが、ここではあえてRaspberry Piという縛りの中での改善を試みました。

処理する大きさが320ピクセル×240ピクセルだとなんとか処理が追いつきますが、その倍の640ピクセル×480ピクセルに拡大すると処理が追いつかず使い物になりません。

PythonのプログラムをCのプログラムに移植してみました。
raspicam_cvを参考にしました。
しかしながら、感覚的にはほとんどは見られませんでした。

次にカメラモジュールではなく、UVC(USB Device Class)対応Webカメラにしたら、どうかと思いました。UVC対応Webカメラでの映像をOpenCVで加工するプログラムに作ってみましたがほとんど改善しませんでした。

妥協案として、拡大鏡アプリを利用して、表示している320ピクセル×240ピクセルのウィンドウを強制的に拡大するというアプローチでした。エレガントではありませんが、この方法だとあまり負荷がかからずに、表示画面を大きくすることができました。
Rasberryp Pi上で動作する適切な拡大鏡アプリが見つからなかったので、Javaで作りました(Javaで作った理由はWindows側で作成したものをそのままRaspberry Piで実行したかったからです)。

まぼろし博覧会なのでかぶせるお面の画像は、顔だけでなく、首(の一部)も表示されるように作りました(雑に見せるため)。


イベント中での改良


まぼろし駅の入口のところに、50インチぐらいのモニターを設置し、Raspberry Piの画面をHDMIでそのTVに表示するようにしました。
初めて屋外にモニターを設置して、次のような問題が生じることがわかりました。

①逆光により撮影対象が暗くなる。
②画面反射により、周囲の余計なものが映り込んだり、光の反射で見えにくい。
③雨によって、モニターやRaspberry Piが塗れる。

①の対策として、撮影ライトがあれば理想的ですが、屋外なので天然のライトといえる太陽光を利用しました。太陽光を反射させるラフ板を身近なもの(100均にあるようなもの)で自作しました。
POPボードであれば片方の全面に両面テープが貼ってあり、そこにアルミホイルを貼り付けます。飛び出した部分をカットして、ビニールテープで固定します。これで自作ラフ板が完成します。
ここでは、POPボードを用意できなかったので、大きめの段ボールを用いて、そこにアルミホイルを貼り付けました。最初から付いている折り目を利用して、コの字状にになります。使用していないときは折りたたむことで、アルミホイルのはがれを防ぐことができます。
裏の5箇所にロープを取り付けて、このロープを張ることで望む方向・形状に設置することができます。そして、使用しないときはこのロープで固定できます。



②の対策として、モニター周囲に黒い枠で影を作りました。黒くしたのは、光を吸収して反射させないためです。
大きめの段ボールをカットしたり、ガムテープで張り付けたりすることで、モニターを包み込むような形状にします。黒のペンキで全体を塗ります。ただし、ガムテープはペンキをはじくのできれいには塗れません。まぼろし放送局では手作り感を出すためにこれでよしとしましたが、きれいに作りたい方は塗料を塗れるテープを利用してください。

設置時にモニターの上に置くだけだと風に飛ばされることがあるので、テープで脇と後ろを固定します。


モニターの収納時は、前後を逆にしてかぶせることで、液晶側をガードすることができます。

③の対策として、100均で購入したA4クリアケースを用いました。半透明なので、かぶせた状態でもRaspberry Pi本体が見えます。また、脇にはつかむところが凹んでいるので、そこからケーブル(電源ケーブル・HDMIケーブル・カメラモジュールのケーブル・サーボモーターと接続するコード)を出すことができます。小雨であればこの程度でのガードで十分です。
大雨の場合には、モニターやRaspberry Piの上に大きめのブルーシートをかぶせます。



A4クリアケースにRaspberry Piやカメラモジュールを入れて、新聞紙で軽く固定しておけば、持ち運んだり、配送したりする際にも安心です。

終わりに

このイベントを通じて、屋外展示の難しさを実感しました。こうした課題は想定外のものでしたが、その場で解決する楽しさを体験することができました。
次回のイベントではこうした経験を活かし、さらに新し試みを考えていますので、お楽しみに。


2015年4月22日水曜日

怪しい秘密基地『まぼろし博覧会』アクセス情報

■怪しい秘密基地『まぼろし博覧会』
●所在地
まぼろし博覧会
〒413-0231
伊東市富戸字梅木平1310-1

[MAP]http://goo.gl/j0Ex9O

●営業時間
○3月~10月:9:00~17:00
○11月~2月:9:30~16:30
※ご入場は30分前まで

●入場料金
○大人1200円(小中学生600円)

●交通のご案内(2015年4月時点)
○お車の場合
小田原より下田方面へ国道135号線沿い「梅ノ木平」 交差点すぐ。

○電車の場合(2015年4月時点)
最寄り駅よりバスまたはタクシーをご利用ください。
最寄り駅は「富戸(フト)駅」もしくは「伊東駅」となります。
「熱海駅」経由の場合は「伊東駅」からのアクセスが安くて確実です。
・Yahoo!路線情報→http://goo.gl/ZxGUgY

【最短コース】富戸駅ー梅の木平経由:700~800円程度(約15分)
(1)伊豆急行線「富戸(フト)駅」下車。
(2)駅前で伊豆急東海タクシー(0557-53-0884)に電話で予約。
(3)5~10分ほどで駅前に来るので「まぼろし博覧会」と伝える。
(4)10分ほどでまぼろし博覧会入り口に到着。

【最安コース】伊東駅ー梅の木平経由:590円(約25~30分)
(1)伊豆急行線「伊東駅」下車。
(2)駅出口左手すぐの東海バス停留所「6番(一番奥)」で乗車。
・東海バス停留所→http://goo.gl/Mc3WvX
・東海バス時刻表→http://goo.gl/th3VY3
※「梅の木平」で停車するのは「ぐらんぱる公園」行き2系統のみ。
(3)25~30分ほどで「梅の木平」を下車するとまぼろし博覧会入り口前に到着。
※帰路の梅の木平から伊東駅のバス時刻表→http://goo.gl/VVOiqX

●格安素泊まり宿のご案内(2015年4月時点)
自分たちが作業で利用している素泊まりで1泊4,000円以下の格安な宿を参考までにご紹介します。

○ホテル「伊東園ホテル別館」(最安¥3,800~)じゃらん予約→http://goo.gl/othMoq
東京(上野駅)から往復1,000円の送迎バスキャンペーンあり、90分アルコール・ソフトドリンク飲み放題キャンペーンありで伊豆観光で拠点を伊東駅にする場合、格安で便利。東京からの観光だと旅費が楽になる。

○コテージホテル「大いなる海」(最安¥3,888~)じゃらん予約→http://goo.gl/8HETVI
まぼろし博覧会から徒歩20分程度で姉妹博物館の「ねこの博物館」、「怪しい少年少女博物館」を巡る場合、便利な位置にある。海側の部屋は海からの日の出が絶景。横にコンビニと伊豆高原ビールで食事も便利。

○ペンション「ローズマリー」(最安¥3,333~)じゃらん予約→http://goo.gl/VRI8qv
まぼろし博覧会から徒歩10分程度の最短距離、最安のペンション。格安のわりに清潔な部屋なので女性同士の宿泊に向いている。朝はコーヒー無料。すぐそばの腸詰屋・伊豆高原店のソーセージが絶品。

2015年4月21日火曜日

ロフトプラスワンWESTのフリマにサブカル&アングラ書籍で参加


『サブカル、珍品何でも来い!LOFTフリーマーケットin大阪』
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/33187

2015年5月9日(土)
OPEN 15:00 / START 15:30(終了予定時刻22:00)
入場料¥500(当日のみ、1ドリンク代別)

住所:〒542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町2-3 美松ビル3F
TEL:06-6211-5592
最寄駅:日本橋駅、なんば駅
ロフトプラスワンWEST地図
このイベントにデータハウス本を出品します。
『危ない1号』時代はここから始まった
只今、データハウス鵜野社長に出品する歴代のサブカル&アングラ本を依頼中です。
データハウス編集部MAD本棚の一部
目玉は社長編集の『アホとボケの楽園』超安価で大量出品です。
ほんとアホとボケです。「よくこんな書籍を出版したよなー」というアホとボケです。
これを超安価で大量出品しながら、自分が持っているレアな書籍もいくつか安価で出品予定です。
家にあるMAD編集のハッキング本を並べて出品物を選択中
・サブカル書籍
・ドラッグ書籍
・アダルト書籍
・ハッキング書籍

関西近郊の方はよろしければ遊びに来てください( ^ω^)

【BGM】Sven Vath - Age of Love → http://www.youtube.com/watch?v=ozlB7NKoS54

気合い!ふぉーーー( ^ω^)

2015年4月14日火曜日

まぼろし博覧会 ~真夏の文化祭~

またデータハウスの社長がわけわからんことを言い出しています。
暑くて熱くてたまらん!! 真夏の文化祭
趣旨は「遊びに来たみんながおもしろいモノを持ち寄って文化交流しませんか?」ということです。

イベントに関わりたいという奇特な方はお気軽にDMをください。
サブカル、アングラ、アート、オタク、ハッカー、趣味、自慢などプロ・アマ問わず、どなたでも作品展示、即興イベントなども受け付けていますのでご相談ください。

・作品展示は館内の一部を提供する予定です。
・即興イベントは入り口の広場を提供する予定です。

真夏の文化祭で一夏の楽しい思い出を作っていただければ幸いです。

自分はゴザを敷いて、RolandのAcidなビンテージ機材を展示します。
RolandのAcid Groove Boxたち
Jupiter-8やJuno-106とかも展示したいけど与えられる展示スペースは最大で1畳程度なので、GrooveBox系でいいかと。

あと「ハッカー教室」などのデモンストレーションや公演なども予定しています。

正式な情報は6月あたりから公開いたします。
「まぼろし博覧会アクセス案内→http://goo.gl/QoHyc4

【BGM】FRANK CHICKENS : We Are Ninja → http://www.youtube.com/watch?v=cXZanbZ6PWs

気合い!ふぉーーー( ^ω^)

まぼろし博覧会へのアクセス詳細→http://goo.gl/YvtKvh

2015年2月19日木曜日

『アホとボケの楽園』まぼろし博覧会公式ガイドブック発売

データハウス鵜野社長が運営している『まぼろし博覧会』の公式ガイドブックが発売されました。

・Amazon『アホとボケの楽園』→http://goo.gl/RrTVGP (Google短縮URL)

嫌がらせのように大量に送りつけられた本体
本書は、データハウス鵜野社長自らが編集した気合いの一冊です。
さすが!完璧にわけのわからない内容となっています。
書籍編集の目線で言うと「ヘンテコな被写体をヘンテコなカメラでヘンテコに写した頭のおかしい写真集やん。あほやん?<( ^ω^)>」となります。

つまり、書籍の内容とテーマがタイトルと一致しているわけです。
それをわかって編集しているわけです。これでよいのです。

「とにかく!『まぼろし博覧会』のパンフレットをフルバージョンにしたい!」というだけで作ったのではないか?と思われます。

テーマとなる『まぼろし博覧会』の詳細情報は以下のリンクで実物や公式サイトを紹介していますので、まずはそちらを参照してください。

・『まぼろし博覧会』まとめ記事→http://goo.gl/k3LkUX(Google短縮URL)

とにかく、一度だけ『まぼろし博覧会』に遊びにきてください。
ぐだぐだ能書きを言うより「あほフルスロットル!」の世界そのものを自分の目でご覧になっていただければ幸いです。
また、館内にはお客様の声を書き残せるノートが用意されていますので、お帰りの際は「ぼけ!」とか「ばか!」と書き記していただければ幸いです。

……ということで、本書でも紹介されている『まぼろし博覧会』で自分たちが製作したコンテンツ『ハッカー寺子屋』も「あほか?」の悪評連発で評価が高いらしく、別の腐った建物で、あほをスケールアップさせる運びとなり、書籍やキテレツなイベントも含めてあほプロジェクトを進めます。

『ハッカー寺子屋』の詳細情報は以下のリンクで紹介しています。
・『ハッカー寺子屋』完成→http://usakoro.blogspot.jp/2014/03/23_15.html

さらなる頭のおかしいコンテンツで「ぼけとあほのパラダイス」を盛り上げますので、よろしくお願いしまっす!

【BGM】Jocelyn Brown - Ain't No Mountain High Enough (Classic Radio Edit) → http://goo.gl/ANuvQl

気合い!ふぉーーー( ^ω^)

まぼろし博覧会へのアクセス詳細→http://goo.gl/YvtKvh

2015年2月11日水曜日

『ハッカーの学校』編集後悔記

■『ハッカーの学校』について
『ハッカーの学校』は『ハッカーの教科書』に続く10年ぶりの新作となっています。

最初の見本紙
・Amazon『ハッカーの学校』→http://goo.gl/6FE7Ji (Google短縮URL)

『ハッカーの教科書』シリーズは膨らみに膨らんで「完全版」まで突き抜けてしまい、その次になると「宇宙版」くらいしかありません。
そして、編集としては「基礎からテーマ別に知識を積み上げていくためのリファレンスのようなシリーズをやりたい」という長年の願望もあり、それらをまとめると新しい企画としてリスタートするのが一番だと考えました。

過去、データハウス編集から著者への指示は「強いネタでガンガンに飛ばして!気合い!」と言ってきましたが、今回は「わしでもわかるように詳しく流れを追いながらハッキングの基礎と全工程を解説して!気合い!」としました。

編集してきた書籍
そうした意味では高度な情報を求めるハードユーザーにとっては物足りない内容かもしれません。しかし、初心者には全体像がおぼろげながらでも理解できる内容になったかと考えています。
書籍の目次や内容については公式サイトで紹介されていますので、そちらを参考にしてください。

・『ハッカーの教科書』公式サイト→http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/school/

■『ハッカーの学校』カバーデザイン裏話し
今回のカバーについてはかつてないほどの冒険をしました。
社長も自分も「古臭い教科書のようにして目立つカバーにしよう」ということで始まりました。
正常な脳をした社長と編集者がいる出版社ならば、デザイナーに時間とゼニをかけて練りに練ったデザインにするはずですが、データハウスでは「二人で遊びながら素人が作ったような頭の悪いインパクトのあるデザインにしよう」ということになりました。
元々のタイトル文字
・クソ汚いカバータイトル担当:社長
・頭の悪そうな桜のマーク担当:MAD
・背景のクソ汚い落書き数式担当:IPUSIRON

これをデータ化して「デザインせずに雑に並べて」とデザイナーに渡し、上がったデザインも一発オッケーという信じられないほどの速さで完成しました。
読者の皆様が手に取り易い優しいカバーになったかなと思っています。

楽しみにされていた読者の皆様には発売早々の品切れでご迷惑をおかけしました。
発売日の1月23日に即完売とは予測できませんでした。
1月30日に大増刷をして配本しましたので、現在は安定した状況になっています。
今後もこうしたテーマ別のリファレンス的な企画を進めていきたいと思っています。
今後も他にないおもしろハッカー書籍を作り続けていきますので、よろしくお願いします。

今回は特別にIPUSIRON大先生のクソ汚いミミズの這ったクソ文字のクソ画像をプレゼントしますので壁紙にしてください。うそ( ^ω^)
スペシャル壁紙

■『ハッカージャパン』について
最後になりますが、白夜書房の『ハッカージャパン』が休刊となり、非常に残念です。
データハウスのハッカー書籍はいつも『ハッカージャパン』を目標として作ってきました。
『ハッカージャパン』がなければ、データハウスのハッキング書籍の進化もなかったはずです。
自分は『ハッカージャパン Vol.1』の「r00tzer0氏によるJPNICのハッキング」があってこそ日本にもハッカームーブメントが定着したのではないかと考えています。
そして『ハッカージャパン』の再開を切に願いながら今後も『ハッカージャパン』を目指してがんばります。
MADの『ハッカージャパン』コレクションの一部

ハッカージャパンは永遠に不滅です!


【BGM】Hallucinogen - Shamanix → http://goo.gl/gXesaL

気合い!ふぉーーーヾ(*ΦωΦ)ノ

2014年3月25日火曜日

『ハッカー寺子屋』の原点

社長がハッカー寺子屋を自分たちに依頼した理由は、自分のデータハウス時代の編集デスクに遡ります。
社長はデータハウスに来社した人たちを自分の編集デスクに連れてきては「こういう変な人がいるんですよ」と嬉しそうに自慢していました。
社長の狙いは、このデスクにキテレツな演出を加えた「おかしな見世物小屋」のような展示にすればよいのだと考えました。
サンプラーとレコーディング機器ばかりの編集デスク
しかし、社長も社長室周りをおかしな人形で対抗していました。
オカマの理容師とマリリンモンローの人形
社長が加湿器をつけると自分は除湿機をつけたり、夏場は冷房を暖房に切り替えてから帰ったりと多忙な日々でした。
自分の担当はハッキングとドラッグの専門書籍でしたが「DJやらDTMやら、集め倒した機材をもとに2000ページ越えの他社がやらないようなイカつい超専門書を自分で書いてしまおう」というところから、年を追うごとにどんどん過激なデスクになります。
サンプリング用のドラムマシン
腐りきった麦茶や液状化した弁当など危険なもので埋め尽くされたPC用デスク
3台使いのHOUSERにも対応可能なゲラ用デスク
自分でもなにを持っているのかわからない機材群
ある意味、データハウス編集者の悪しき伝統を受け継いでいます。

楽器や機材は買ってもほとんどが分解から始まり、モジュールの回路を眺めながらパーツを好みのものに改造します。
美しいモジュールたち
二束三文のジャンクをオークションで買い漁って蘇生させたりなど、同じ機材が何台もあるので部品には困らないデスクでした。
BOSEの11.5cmドライバのエッジを換装したところ
週末はRAVE三昧だったのでロータリー式のDJ MIXERにカセットコンロをつなげてRAVEでガス爆発が起こりそうな無敵のたこ焼き屋キットなども考えていました。
RAVEパーティ用たこ焼きDJ MIXER
そんなこんなで、このおかしなデスクを形にしたのが『ハッカー寺子屋』かもしれません。

【BGM】THE KLF - 3AM Eternal(Klonk Blip Avery Trip) → http://goo.gl/yHhGYl

産まれてきてごめんなさい。
気合い!ふぉーーー( ^ω^)